建売住宅に乾太くんを後付けした全記録|費用・床コック・2社調整まで解説

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こんにちは、ちゃんこです。

ご自身の家が建売住宅ということもあって、乾太くんを諦めてしまうという場合も中にはありますよね。

そのように思う方へのメッセージです。

この記事の結論として、建売住宅でも乾太くんは後付けできます。

この記事では、建売住宅に乾太くんを後付けした私の体験を全部まとめました。

費用の内訳から、初めて聞く方も多い「床コック」の仕組み、2社の間に挟まれた調整の苦労まで、リアルな記録をお伝えします。

「建売だけど乾太くんを付けたい」「後付けってそもそも可能なの?」と悩んでいる方に、この記事がそのまま参考になれば嬉しいです。

なぜ建売購入前から乾太くんを「絶対つける」と決めていたか

実は私、前職の商社でリンナイ製品の材料調達に携わっていた時期がありました。

仕事を通じてリンナイの方々と話す機会が多く、「乾太くんを一度使ったら、もう電気乾燥機には戻れない」という話を何度も聞くことに。

  • ガスの高温で乾かすので、仕上がりがふんわりと全然違う
  • 花粉・ダニ・ホコリまで一緒に取れる
  • 共働き家庭の「洗濯ストレス」が根本から消える

正直に言うと、これは私にとって「いつか絶対に使いたい」という夢になりました。

建売住宅を選ぶ段階から、「乾太くんを後付けできる物件かどうか」を条件のひとつとして見ていました。

材料調達に携わっていたからこそ、購入前から確信を持って動けた。

それが後付け成功の最大の理由だったと今は思っています。

家族3人で9kgのRDT-93を選んだ理由

我が家は3人家族で、週に4〜5回、1回あたり7〜8kgほど洗濯します。使っている洗濯機も8kgなので、洗濯した分をまとめて乾燥できる容量が必要でした。

そこで選んだのが、乾燥容量9kgのデラックスタイプ「RDT-93」です。少量ずつ分けるより、1回で終わらせられることを優先しました。

乾太くんの容量とモデルを比較して9kgのRDT-93を選んだ理由

建売に後付けできる?まず確認すべき3つのこと

建売住宅への後付けは可能です。

ただし、以下の3点を事前に確認しないと、工事が進められないので、要確認です。

① ガス配管はどこまで来ているか

建売住宅でも、浴室・キッチン・給湯器などにガスが通っている物件がほとんど。

配管がどのルートで引かれているかは、竣工図面(建物の完成図面)で確認できます。

我が家の場合、当初の候補だった洗面所は浴室の隣のため、もちろんガス配管はすでに来ていました。

後から設置することになった書斎のほうも、ガスメーターから外壁沿いに偶然配管が近くを通っており、分岐工事だけで対応できると判明しました。

まずは竣工図面を手元に用意し、ガス配管のルートを確認することが第一歩。

② 設置候補場所の制約

建売住宅は設計がある程度決まっているため、予想外に想定していた場所に設置できないことがあります。

主な制約は以下の通り。

制約内容
天井の高さ専用台+本体を積み上げると天井に当たるケースあり
分電盤の位置ブレーカーボックスのそばへの設置は不可
壁からの距離施工会社から「壁から○cm以上離す」などの指定あり
排気口の位置外への排湿ルートが確保できる場所に限られる

我が家は洗面所がこの制約の一部に引っかかり、別の場所を探すことになりました。

③ 施工会社への相談タイミング

建売住宅へのガス工事は、

基本的にその建物を建てた施工会社(ハウスメーカー・建設会社)に先に相談するのがおすすめ。

「乾太くんの設置業者に直接頼めばいい」と思いがちですが、建物の配管に手を加える工事は施工会社との連携が前提。

連絡は早ければ早いほどいい。

私の経験では、返答まで数週間かかることもありました。

後付け工事の流れ【時系列で全公開】

建売住宅に乾太くんを後付けする工事の流れ
ステップ担当ポイント
1. 施工会社に問い合わせ建売の建設会社設置可否・場所のジャッジ
2. ガス配管工事施工会社(ガス業者)分岐・床コック設置
3. 本体設置設置業者ガス配管完了後に依頼

2社のスケジュール調整は自分でやる必要があります。

それぞれ詳しく解説します。

ステップ1:施工会社に問い合わせる

「乾太くんを後付けしたい。ガス配管の工事をお願いできるか」と施工会社に連絡します。

ここでどこに設置できるか・できないかのジャッジが出ます。

我が家は、

  • 洗面所は分電盤に干渉するためNG
  • 壁からの距離はここ以上離してほしい
  • 排気口はこの位置にしてほしい

といった具体的な条件を伝えてもらいました。

正直に言うと、この施工会社への連絡〜返答までが一番時間がかかりました。

問い合わせから回答まで数週間かかることも珍しくないので、引越し後すぐに動き始めることを強くおすすめします。

ステップ2:ガス配管業者と設置場所を確定させる

施工会社がガス配管工事を担当します。

現地に来てもらい、

  • どこからガスを分岐させるか
  • 床コックをどの位置に設置するか
  • 排気口をどこに開けるか

を実際に確認しながら決めていきます。

図面だけでは見えない制約が現地で出てくることもあるので、必ず現地調査をしてもらってください。

ステップ3:設置業者の手配(2社調整の苦労)

乾太くんの本体取り付けは、家電量販店や専門の設置業者に依頼します。

ここで大変なのが、

「施工会社(ガス配管工事)」と「設置業者(本体取り付け)」の2社の間に自分が挟まれるという状況。

どちらかの工程が終わらないと次が進まないため、スケジュール調整を自分でやる必要があります。

「ガス配管工事が完了してから、設置業者に来てもらう」という順番を守りながら、両社と連絡を取り続ける作業が発生します。

これが思った以上に手間でした。

さらに、少しでも安くするために設置台や排気ホースなどの部材を自分で揃える方法も考えましたが、型番・寸法・設置条件をすべて合わせる必要があります。

正直に言うと、建売住宅への後付けでは「部材だけネットで買えば簡単に安くなる」とは限りません。現地調査後に、施工会社と設置業者の責任範囲を確認してから手配するほうが安全です。

我が家では施工会社からの返答にも時間がかかりました。相談から工事完了までは、少なくとも2〜3週間、調整次第では1か月ほど見ておくと安心です。

「床コック」って何?初めて聞く人向けに解説

私自身、工事の話を聞いたとき「床コックってなんだ?」というところから始まりました。

同じ疑問を持つ方のために、簡単に解説します。

床コック(フロアコック)とは、床に設置するガスの接続口(元栓)のこと。

乾太くん用の床コックとガスホースを設置した実物写真

乾太くんはガス器具なので、ガスホースをつなぐための接続口が必要です。

これを床面に取り付けたものを床コックと呼びます。

我が家の工事の流れはこうでした。

  • 既存のガス配管から分岐(T字に枝分かれさせる)
  • 床に床コックを設置
  • 床コックと乾太くんをガスホースでつなぐ

これが「ガス配管の分岐工事」の正体。

既存ガス配管から床コックと乾太くんへ分岐する仕組み

「床コック」という言葉を知っておくだけで、施工会社や設置業者との打ち合わせがぐっとスムーズになります。

「床コック」の工事費用は我が家では約2万円でした。

実際の費用内訳(総額約26万円)

乾太くんRDT-93とガス配管工事など総額約26万円の内訳
項目費用
本体(RDT-93 デラックス 9kg)約18万円
ガス配管分岐・床コック工事約2万円
専用台・排気ホース・周辺部材約6万円
合計約26万円

設置場所を洗面所から書斎に変更したことで、周辺部材のコストが想定より上がりました。

最初に洗面所以外の候補も考えておくと、見積もりのズレが少なくなります。

ランニングコストはガス代が月1,000〜2,000円程度の増加

毎日1時間の洗濯時間短縮と引き換えなので、私は十分回収できていると感じています。


▼ 本記事で紹介した乾太くん RDT-93(デラックス 9kg)はこちら


▼ セットで必要な専用台 DS-80MSF はこちら

※価格は変動するため、購入前に各サイトでご確認ください。

設置場所を洗面所から書斎に変えた理由

当初の計画では「洗面所の洗濯機の上に乾太くんを置く」つもりでした。

これが最も動線が短くなる理想形です。

ところが、現地調査で2つの問題が発覚。

  • 天井が低い:洗濯機の上に乾太くんを配置すると、天井までのクリアランスが足りない
  • 分電盤と干渉する:洗面所の壁に分電盤(ブレーカーボックス)があり、施工会社からNG

代替案として検討したのが、洗面所の向かい、廊下を挟んだ書斎の角でした。

ここは偶然ながら、外壁沿いにガスメーターまでの配管が通っており、分岐工事だけで対応できることが判明。

排気口を外壁に向けて開けることもできる位置でした。

洗面所の向かいにある書斎へ乾太くんを設置した動線

設置には専用台「DS-80MSF」を使っています。洗面機から書斎へ洗濯物を運ぶ作業は増えましたが、慣れると1〜2分ほどで終わります。

洗面所からの距離は数歩増えましたが、実際に使ってみると「遠い」と感じることはありません。

建売住宅の制約の中で、これ以上ない設置場所だったと今は思っています。

後付けして変わった3つのこと

導入から2か月使った時点では、8kgの洗濯物が毎回およそ1時間15〜20分で乾いています。カタログ上の目安と大きな差はありませんでした。

乾太くん導入前後で梅雨の洗濯がどう変わったか
  • 洗濯作業が1日1時間短縮された:干す・取り込む・アイロンがけがほぼ消えた
  • 天気・花粉に左右されなくなった:「今日は雨だから洗濯どうしよう」という思考が消えた
  • 梅雨が怖くなくなった:湿気の多い時期でも約70〜80分で8kgが完全乾燥

共働きで3人家族の我が家では、これが毎日の「余白」になっています。

その日の洗濯がその日のうちに終わるため、乾いていない衣類が室内に残り続けることもなくなりました。正直に言うと、今の洗濯で残っているストレスは「服を畳むこと」くらいです。

使って分かったデメリット

気になった点実際のところ
初期費用本体・配管・専用台などを含め約26万円かかった
設置までの手間施工会社と設置業者の2社調整が必要で、完了まで数週間かかった
設置動線洗面所から書斎へ数歩運ぶ必要があるが、作業は1〜2分程度
ガス代導入当初は月1,000〜2,000円程度増えた印象。実際の請求額は別記事で検証

あわせて読みたい関連記事

乾太くんは、導入費用だけでなく、毎月のガス代・機能・ドラム式との違いまで確認すると判断しやすくなります。

まとめ

建売住宅への乾太くん後付けについて、要点は3つです。

  • 建売でも後付けは可能。竣工図面でガス配管ルートを確認し、設置場所の制約を事前に把握する
  • 施工会社への連絡は早めに。返答・スケジュール調整に1ヶ月以上かかることがある
  • 床コックの仕組みを理解しておくと、2社との打ち合わせがスムーズになる

「建売住宅を購入したけれど乾太くんを後付けしたい」という方には、間違いなくおすすめします。

費用は約26万円かかりますが、毎日1時間の時間的価値を考えれば、十分に元が取れる投資です。

まずは施工会社に連絡し、竣工図面を手元に準備するところから始めてみてください。